ネーティブ・スピーカーに近づくための英語表現

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= A =

 

 

 

a smattering of <language> (カタコトの〜語)

 

 

 

a smattering of <language> で「カタコトの〜語」という意味になります。 <language> の部分に具体的に言語の名前を入れて使います。

 

 

 

He speaks a smattering of French. 「彼はカタコトのフランス語を話せます。」

 

 

 

 

 

 

 

a tad (ほんの少し)

 

 

 

絶対に知っていなければならないはず(日常会話で頻繁に使われ、ネーティブ・スピーカーならば3才の子供でも知っている)にもかかわらず日本人英語学習者のほとんどが知らない表現の一つです。意味は「少し・ほんの僅か」で a little, a bit, a little bit と同じです。ただし a little, a bit, a little bit のように副詞句として動詞の後に付けて使う事は出来ません。

 

 

 

"Are you OK?" "Yeah. I'm a tad sleepy. That's all." 「大丈夫ですか?」「大丈夫です。ただ少し眠いだけです。」

 

 

 

 

 

 

 

AFAIK (知ってる限りでは)

 

 

 

as far as I know(「私が知る限りでは」という意味)のそれぞれの単語の頭文字から成り立つ略語でインターネット上(電子メールやチャットルームなど)でよく使われます。

 

 

 

AFAIK, she's not coming to the party. 「私が知っている限りでは、彼女はパーティーには来ません。」

 

 

 

 

 

 

 

after <one's> own heart (大好きなタイプの)

 

 

 

「(趣味・好み・意見・考え方などが自分とピッタリ同じため、あるいは自分の望みどおりのため)好感が持てる、気に入ってしまう、好きになってしまう、大好きなタイプの」という意味の表現で、通常、man, girl, boy などの名詞の後ろに続けて使います。

 

 

 

She's a woman after my own heart, pretty, smart and caring. 「彼女は僕が大好きなタイプの女性です。美人で頭も良いし他人にも親切で。」

 

 

 

 

 

 

 

after the fact (何か事が起きてしまった後で)

 

 

 

この表現はもともと司法分野で使われていたもので、the fact は「起きた犯罪」のことを指していました。現在ではもっと広い意味で使われていますが、依然として使用は「犯罪・事故・故障・トラブル」などネガティブな出来事についてのみに限られます。

 

 

 

Unfortunately, there is very little you can do after the fact. 「残念ですけど、すでに事が起きてしまった後はほとんどどうすることもできません。」

 

 

 

 

 

 

 

Age before beauty. (お先にどうぞ)

 

 

 

北米文化では、見知らぬ人(全くの赤の他人)どうしがほぼ同時に建物やエレベーターなどに入ろうとしてぶつかりそうになったとき、相手を優先させて先に行かせてあげるのが常識およびマナーとなっています。そのさいによく使われる表現には After you.  Go ahead. などがあります。

Age before beauty. も「お先にどうぞ」という意味で使うことができますが使い方が難しいため注意が必要です。Age before beauty. には (1) 「年配の私を若くて美しいあなたよりも優先させて先に行かせてください。」 (2)「年配のあなたが若くて美しい私よりも先にお進みください。」という2つの意味があります。使い方を間違えると相手を年寄り扱いしてしまうことになり非常に失礼な響きになる場合もあります。通常、年配の人が若い人よりも先に進む場合にユーモアを含めて、「悪いけれども年をとっている私を先に行かせてください」という意味で使います。(2)の意味で使う場合は、ごく親しい人どうしの間に限られます。

日本では他人に譲らずに自分が先に行こうとする人が少なくありませんが、このようなことは北米ではまず絶対にありません。英語圏で生活をするさいには英語表現だけではなく日常の行動にも注意が必要です。

 

 

 

"Please let me go first. Age before beauty." 「私を先に行かせてください。年寄りが若くて美しい人よりも優先ということで。」

 

 

 

"Age before beauty." 「お年寄り優先でどうぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

aim too high (高望みする)

 

 

 

「目標設定が高すぎる・高望みする」という意味の表現です。「実力以上のことをしようとしている」というニュアンスで使います。shoot too high と言っても同じです。

 

 

 

The company aimed too high and fell short. 「その会社は目標を高く定め過ぎて、それを達成するまでに至りませんでした。」

 

 

 

 

 

 

 

all ears (耳がダンボだ)

 

 

 

all ears (「全てが耳だ」) は「他人の話に耳がダンボになっている・聞き耳を立てる・しっかりと聞き入る」という意味です。人を主語にして be動詞の後に付けて使います。

 

 

 

Mike was all ears when Sara shared her story with him. 「マイクはサーラの話に耳をそばだてていました。」

 

 

 

 

 

 

 

all eyes (目が釘付けだ)

 

 

 

all eyes (「全てが目だ」) は「目が釘付けだ」という意味です。人を主語にして be動詞の後に付けて使います。

 

 

 

She was so beautiful. I was all eyes. 「彼女があまりにも美しいため、目が釘付けになってしまいました。」

 

 

 

 

 

 

 

all in a day's work (いつもながらやらなければならないこと)

 

 

 

「(やらなければならない、あるいは避けられない)ごく当たり前なこと・珍しくも何ともないこと」という意味の表現です。「人間毎日生きていればそんなことしょちゅう起きる」というニュアンスで使います。

 

 

 

I don't like doing the laundry very much, but it's all in a day's work. 「洗濯はあまり好きではありませんが、やらなければならないことですから。」

 

 

 

 

 

 

 

all the more reason for <doing> (それだったらなおさらのこと)

 

 

 

all the more reason to <do> (それだったらなおさらのこと)

 

 

 

何かの原因や理由について述べているときに「それがより一層強い理由になる」ような場合、「それだったらなおさらのこと〜すべきだ」「だからこそ〜すべきだ」というニュアンスを込めて使う表現です。for の後に動名詞、to の後に動詞という2通りの使い方がありますが、どちらを使っても同じ意味になります。完全な文の中で使われることもありますが、相手が言ったことに対する受け答えとして不完全文の中で使われることがよくあります。

 

 

 

"I can't get my head around French." "All the more reason for working harder at it." 「フランス語が全く分かりません。」「それならばいっそうがんぱって勉強しなければなりません。」

 

 

 

"He's been very strange these days." "All the more reason to stay away from him." 「彼は最近かなり変なんです。」「それだったらなおさらのこと近づかないほうが身のためですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

all thumbs (手先が不器用だ)

 

 

 

thumb とは「親指」のことで all thumbs(「全てが親指だ」)というのは「手先が不器用だ」という意味です。人を主語にして be動詞の後に付けて使います。

 

 

 

I'm all thumbs. I don't know how to gift-wrap this. 「私は不器用なので、これをギフト用に包装することなどできません。」

 

 

 

 

 

 

 

an army of (〜の大群)

 

 

 

army という言葉を聞くとすぐに「軍隊」を連想してしまうという人が多いようです。一国の「軍隊」を指す場合には Army と大文字で始め、必ず前に the と国名を表す形容詞を付けて the US Army, the British Army などとします。an army of は後ろに数えられる名詞(可算名詞)の複数形を続けると「〜の大群・ものすごい数の〜」を意味します。例を挙げると an army of ants で「アリの大群」、an army of tourists で「観光客の大群」といった具合です。昔NHKで放映された番組の中で an army of people(「大勢の人」)という表現が誤訳されていたことがありました。英語では「大勢の人がコンサートに参加した」と言っているのに、字幕では「コンサートには軍隊まで動員された」となっていました。こういった初歩的な間違いはプロの翻訳家や通訳者には許されないことです。この際、しっかりと an army of という表現を覚えておきましょう。

 

 

 

He brought an army of people with him. 「彼は大勢の人を従えてやって来ました。」

 

 

 

 

 

 

 

and what not / what not (などなど)

 

 

 

たくさんある中からいくつかを例として挙げた後に「などなど・その他もろもろ・その他何でも」と付け加えたいときに使う表現です。書き言葉としては etc. (エトセトラ)などを用いることが普通ですが、口語では what not あるいは and what not がよく使われます。

 

 

 

I have all kinds of stuff in my kitchen, cheese, potato chips, senbei and what not. 「キッチンに行けばいろいろな物があります、チーズ、ポテトチップス、せんべい、など。」

 

 

 

 

 

 

 

(the) apple of <one's> eye (何よりも大切な物・人)

 

 

 

「自分にとって何よりも大切な物・人」のことを the apple of <one's> eye と言います。必ず the を付けて使います。one's の部分に所有を表わす言葉(my, your, his, her, など)を入れることで「誰にとって」ということをはっきりとさせることができます。この表現は物、人のどちらに対して使うこともできますが、人について使うことがほとんどです。日本語の「目に入れても痛くないほど可愛い人」にほぼ相当すると言ってよいでしょう。

 

 

 

My grandson is the apple of my eye. 「私の孫は目に入れても痛くないほど可愛いです。」

 

 

 

Terry's new car is the apple of his eye. 「テリーの新車は彼にとって何よりも大切な宝物です。」

 

 

 

 

 

 

 

ask for it (災いを招く)

 

 

 

「自業自得だ・当然の報いだ」という意味で、相手(ask for it の主語)に対してやや冷ややかなニュアンスを込めて、あるいは批判的に使う表現です。 ask for it は過去形で使う事が普通ですが、it の部分を他の言葉に換えて過去以外の時制で使うこともできます。現在進行形として使うと「今やっていることが災いを招く可能性がある」という意味になります。

 

 

 

He failed the course, but he asked for it. He didn't study at all. 「彼は落第しましたが、自業自得です。全然勉強しなかったんですから。」

 

 

 

I think he is asking for trouble ( = I think he is  asking for it ). 「彼のやっていることは危険だと思います。」

 

 

 

 

 

 

 

(an) aspiring <occupation> (〜志望)

 

 

 

aspiring には形容詞として「〜になりたがっている・〜を目指している」という意味があります。この後に職業を指す名詞を付けると「ある職業に就くことを志望している人」「ある職業に就くことを目指している人」という意味になります。 aspiring の部分を wanna-be  would-be に置き換えることもできます。ただし wanna-be を使うとニュアンスがややネガティブになることがあります。

 

 

 

He is an aspiring journalist. 「彼はジャーナリスト志望です。」

 

 

 

 

 

 

 

at it again (またやっている)

 

 

 

「(毎度おなじみの事を)またやっている」という意味の表現で be動詞の後に付けて使います。

 

 

 

I told them to stop fighting so many times, but they are at it again. 「彼らに喧嘩は止めるようにとあれ程言ったのに、またやっています。」

 

 

 

 

 

 

 

at the end of the day (何だかんだ言っても結局は)

 

 

 

「何だかんだ言っても結局のところ・つまるところ」という意味でよく使われます。

 

 

 

At the end of the day, he is just another politician. 「何だかんだ言っても結局のところ、彼はどこにでもいる(他と大して変わらない)ただの政治家なのです。」

 

 

 

 

 

 

 

at the tender age of (弱冠〜歳で)

 

 

 

at the age of  には「〜歳で」という意味があります。これに tender を付けて at the tender age of とすると「弱冠〜歳という若さで」という意味になります。

 

 

 

Harold started his own company at the tender age of 19. 「ハロルドは弱冠19歳で自分の会社を始めました。」

 

 

 

 

 

 

 

at the top of <one's> lungs (思い切り大きな声で)

 

 

 

「これ以上出せないぐらいの大声で・ありったけの大声で・声を限りに」という意味の副詞句です。肺は対になっていて2つありますので lungs は必ず複数形になります。

 

 

 

I shouted his name at the top of my lungs. 「私は声を限りに彼の名前を叫びました。」

 

 

 

 

 

 

 

(be) aware of (気付いている)

 

 

 

be aware of は「〜に気付いている・分かっている」という意味です。これに well を付けて be well aware of とすると「〜に十分に気付いている・百も承知だ」という意味になります。また、vaguely を付けて be vaguely aware of とすると「〜にうすうす気付いている・うすうす分かっている」、made を付けて be made aware of とすると「〜に気付かされる・〜について知らされる」とそれぞれ意味が変わります。

 

 

 

We were vaguely aware of her feelings, but nobody thought she would quit her job so suddenly. 「彼女の気持ちはうすうす分かっていましたが、そんなに突然仕事を辞めてしまうとは誰も思ってもみませんでした。」

 

 

 

As an R.A., he should be made aware of all the problems in the residence hall. 「R.A.(大学などの学生寮の相談役)として、彼は寮内で起きている全ての問題について知らされているべきです。」

 

 

 

 

 

 

 

avoid <someone/something> like the plague (忌み嫌って近寄らない)

 

 

 

「(忌み嫌って)完全に避ける・全く寄せ付けない・全く近寄ろうとしない」という意味の表現です。人・物事について使えます。ちなみに the plague とは「ペストなどの恐ろしい伝染病」のことを指しています。

 

 

 

I used to avoid sushi like the plague, but it's my favorite food now. 「以前は寿司と聞いただけで恐ろしくて逃げ回っていましたが、今では私の大好物です。」

 

 

 

 

 

 

 

awesome (すばらしい)

 

 

 

元々は「恐ろしい」という意味で使われていた単語ですが、いつの間にか意味が好転して、現在では「すばらしい・見事だ」という意味で何かを賞賛するときに使われます。1990年代にスラングとして若い人の間で頻繁に使われましたが、最近はやや下火になっています。

 

 

 

Her English is awesome! She must have studied it very hard. 「彼女の英語はすばらしい!一生懸命に勉強したことに間違いありません。」

 

(このページにある表現の見出し数:25)

 

 


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